遺産分割協議

戸籍を集め、相続人が確定した後は、遺産分割協議に進みます。遺産分割協議には相続人全員が参加します。不動産の名義変更や金融機関の手続に使用するためには、相続人全員が遺産分割協議書に署名及び実印で押印し、印鑑証明書を添付します。

 

遺産分割協議書のサンプルはいろんなところで出回っていると思いますので、ここでは割愛いたします。気を付けていただきたいこととしては、被相続人(亡くなった人)が誰なのかを特定しておくことです。基本的には、被相続人の最後の本籍、最後の住所、生年月日、死亡日を記載し、誰の相続に関する遺産分割協議なのかがわかるようにしておきましょう。

ex.

被相続人の氏名     ○○○○

被相続人の最後の本籍  岡山市北区○○1番1号

被相続人の最後の住所  岡山市北区○○1番1号

被相続人の生年月日   昭和20年1月1日

被相続人の死亡年月日  平成28年1月1日

 

財産の表記についてですが、不動産を1つづつ記載する場合は、登記簿とおり正確に記載することです。土地であれば、所在、地番、地目、地積を、建物であれば、所在、家屋番号、種類、構造、床面積です。住居表示を実施しているところでは、住所の表記と不動産の所在が一致していないことが多々ありますので、ご注意ください。また、預貯金についても、金融機関名、支店名、種類、口座番号、口座名義をきちんと記載しておく必要があります。曖昧な表現だと、後々揉める原因にもなります。

ex.

不動産の表示

所在 岡山市北区○○

地番 123番

地目 宅地

地積 ○○㎡

 

内容についてですが、相続人全員の合意があれば、すべての財産を一人で相続しても構いません。よくあるのは、「長男がすべて相続する。」といったものです。このような内容であれば、不動産や口座番号を1つ1つ記載するより、「すべての不動産を」とした方が漏れがなくて良いと思われます。